2010年9月10日金曜日

医学映像教育センターDVDの座談会



LDやダウン症の子供の情動や接し方のDVDを多くの人に広めるための座談会に行ってきました。
なんだか今回はデリケートで、すこし深いテーマだったような気がします。
でも今回はこれをきっかけに自分も考える機会があってとてもよかったです。

まゆは10ヶ月半で歩きだして、おしゃべりもはやいです。
もうすぐ2歳4ヶ月ですが、こちらの言っていることはほぼ全部理解しているように見受けます。発音はつたない部分もありますが、(またそれがかわいいんですが~♪)、もう、うるさいくらいべらべらしゃべっています。
ここまでくると、安心してしまっていて、障害があるのかなあ~なんて、疑いもしないし、障害ということ自体を忘れ、生活しています。

自分の子とかかわりが薄くなると、忘れちゃうし関心もなくなっちゃうというのが正直なところです。お母さん業(育児だけじゃなくて家事もあるし、妻業もあるし)って日々、何かで忙しいから、過ぎ去って心配がなくなったことに、関心をよせている暇もないし、もちろん能動的に情報を得ようともしなくなる。
そこへこのDVD改良と多く広めるための座談会があり、改めて考えさせられました。

座談会では、小中学生がいるママたちが多かったので、それもとても勉強になりました。
対象となる(軽度の障害と枠組みされているLDやアスペルガーや多動障害など)と診断するまでの行政の対応は、まだ未熟な点が多く、多くの親御さんは1度は絶対泣いてしまうそうです。学校の対応も自治体によって、さまざまで行き届いているとは言いがたい状況。養護学級にいくまでの状態じゃないけど、普通学級にだと、みんなについてゆけないときが多くて、「みんなの足をひっぱっている」と揶揄されたりするそうです。

DVDはそんな生のママさんの声を生かして改良され、広めてゆくと張り切っておられましたので、ぜひ期待したいと思います。

個人的にはこれから娘が成長するにつれて、軽度の障害の子たちとクラスメイトになったり、遊んだりするときがくるでしょう。もしくは娘がそう診断されるかもしれません。そのとき、どう心構えをし、対応し、娘に話せばいいのかを、考えてみました。

まゆがそうだと診断された場合は、専門家にアドバイスをいただき、今後どうやってこの子を導いてゆくかは家族とともに考えてゆきたいです。どんな特徴があるかもわからないから、それはなってから、具体的に考えることになると思います。
でも今回このきっかけがなかて、診断されてたら、オロオロしただろうなあ、私。

子育ては、でたとこ勝負!かあさん、がんばるよ。

お友達がそうだった場合は、症状を例に出して、教えてあげたいです。たとえば、○○ちゃんは、まっすぐ並べるのがすごく好きだから、邪魔しないであげてね。○○ちゃんはこれが苦手だから、待ってあげてね。とか、障害だからということで一くくりにしないで、一個性として、とらえて、思いやりをもち、共生できる子になってほしいです。
相手の状況や気持ちを慮って、言動・行動できることは、なんにでも応用もできます。見た目にわかりやすいお年寄りや妊婦はもちろん、落ち込んでる人、体調不良の人、情動の起伏が激しい人、それに生活観や文化・宗教の違う人にだって。

がんばれ、万結。
名づけの由来どおり、万(よろず)を結ぶ子になってね。

参考:医学映像教育センターのHP 
http://www.igakueizou.co.jp/l-ma/

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