2009.5.24
世田谷区議員の田中優子さんのコミュニティーサロンにお邪魔しました。
子育てに関する田中喜美子氏(ファムポリティック編集長)の講演があって、勉強になりました。
切り口は斬新で、
「三歳児神話(こどもは3歳までは母がべったり育児しなければどこか欠如した子になる)はなく、
お母さんはどんどん子供を保育所などに預けて社会に出て、
こどもは小さいころから集団の場で社会性を身につけさせたほうが、
自立心のある分別のつく子になる。
今、明るみにあまり出ていないが、
不登校や引きこもりが急増していて、
その原因が母子密着育児。
母親がこどもを猫かわいがりしすぎで、我慢させることをしていない。
甘えさせることと、甘やかすことを混同している。
一方、お母さんもいったん仕事をやめてしまうと、
再開するときに安い賃金で短時間しか働けず、
家事や育児から離れなれず、
ややもすれば、男性が女性を家にしばりつけようとする
大きな陰謀にさえみえる。」
ちょっと極端かなあとも感じましたが、
猫かわいがりをモットーとしていた私にはグサッときました。
田中喜美子氏は800組のおやこのサンプルと、不登校や引きこもりの子の相談と社会復帰の手助けを
たくさんやってきて、出した結論とのことでした。
短い講演だったので、田中喜美子氏の論の真髄をちゃんと理解したわけではないのですが、
母の精神的自立が非常に大事なのではないかと感じました。
精神的自立はあれば、猫かわいがりといっても、たいがいの分別はつくのではないでしょうか。
ただ、母子オンリーの密着育児だとそれが難しいのは確かです。
だから仕事にでなさいと分かりやすく言ってくれてるのかなあとも思いました。
私は育児支援活動をしているので、定期的な仕事はしてないけど、おかげさまで、
気持ちのバランスは非常にいいです♪
保育所には預けていませんが、イベントで同年代の子供たちと接したり、
大人のいる場所に連れ出したり、時にはファミリーサポートに預けたりしています♪
自分の育児ってこれでいいのかしら?と自信はありませんが、
すごく楽しいです♪
育児にはいろんな論があるかと思いますが、できるだけ耳を傾けて、消化して、
どう選ぶかを万結とパパといっしょに決めて行けたらなあと思います♪